
誕生石をパワーストーンとしていつも使っていきたいと考える人も多いでしょう。実印や認印、社印などに使用する印鑑にも誕生石を活用することができるようになっています。この記事では誕生石を使って作る印鑑の特徴や使用用途、作るときのポイントを紹介します。
本当に価値のある印鑑を手に入れるために詳しく理解しておきましょう。
誕生石を使った印鑑の活用事例

誕生石を印鑑に使うのはどういうときなのかがまず気になる人もいるでしょう。まずはどのような活用事例があるのかを簡単に紹介します。特別なシーンで誕生石を使うというパターンが多いですが、社会人になったときなどに印鑑が必要になり、実印や銀行印として気軽に作っている事例も少なくありません。
考え方によっては社会人になって成功したいといった気持ちが込められているとも言えるでしょう。同じように起業して個人事業を行うときや、会社を設立するときなどにも自分の誕生石を使って印鑑を作成していることがよくあります。
縁起を担ぎたいという気持ちが込められていることが多いと考えると良いでしょう。子供が生まれたときに記念として作り、養育費を貯めるための銀行口座に使うといったケースもあります。同様に子供の独立祝いに親がプレゼントしていることも少なくありません。
恋人に贈り物をしたいというときにも選ばれていて、結婚したら一緒にこの印鑑で口座を作ろうという形でプロポーズに使った事例もあるほど人気です。誕生石には意味もあるのでメッセージも込めた贈り物としてもよく選ばれています。
社会生活をする上では印鑑は欠かせないものなので、就職や転職、結婚や昇進などのお祝いに用いられる他、独立開業のお祝いにも使われています。誕生石を使うだけで相手のことをよく知っていて気遣っているというイメージも持ってもらいやすいので喜ばれるギフトです。
誕生石を使う印鑑の主流なデザイン
誕生石を使った印鑑を見たことがないとどのようなデザインになるのかをイメージするのが難しいでしょう。
誕生石を使う印鑑のデザインには二種類あります。一つは誕生石を埋め込んだ印鑑です。従来の印鑑の中央部に小さな誕生石を埋め込むことでワンポイントのアクセントに仕上げられています。ちょうど印鑑を押すときに指が当たる部分に埋め込むのがスタンダードな方法で、印鑑を押す度に誕生石を意識することになるでしょう。
その効果もあって誕生石に込められている意味を意識するようになり、効果が発揮されるという説もあります。もう一つは印鑑そのものを誕生石から作る方法ですが、あまり主流なデザインではありません。誕生石はガーネットやアメジスト、パールやオニキスなどの高価な宝石で、印鑑を掘り出せるほどの大きなものになると高すぎて手が出ないのが普通だからです。
ただ、技術的には不可能ではないので実際に作られた例もないわけではありません。あくまで可能というくらいの認識をしておき、本当に特別なシーンで作りたいと思ったら印鑑職人に問い合わせをしてみましょう。
誕生石には天然石と人工石がある
誕生石を埋め込んだ印鑑を作ろうと思ったときに予め理解しておきたいのが誕生石の種類です。月ごとに違う誕生石があるという意味ではなく、制作するときに使う宝石の種類として天然石と人工石があるという意味で種類を区別しておくことが重要になります。
天然石は自然界で特に手をかけることなく生まれてきたもので、パワーストーンというと天然石をイメージする人も多いでしょう。唯一無二とも言われているのが天然石の特徴で、年月をかけて育ってきた環境によって異なる味わいがあります。
同じ種類でも色合いからまるで違うこともあり、出来栄えによってはあまり魅力がない場合もあるので注意が必要ですが、印鑑ショップで使われているのは美しいものがほとんどでしょう。人工石というとネガティブなイメージを持つ人もいますが、模造品と違って人工的に時間をかけて育て上げた宝石です。
条件をきちんと決めているので天然石よりも均質性が高く、美しく仕上がっているのが魅力でしょう。時間も労力もかかっているので価格的にも天然石とあまり変わらないことが多く、どちらが良いとは一概に言うことはできません。
好みに応じて希望するのが最も良いため、こだわるかどうかをよく考えておきましょう。
用途に合わせてデザインを選ぼう

誕生石をあしらった印鑑を作るときには用途に応じてデザインを決めるのが大切です。自分用なのか贈り物なのかによって誕生石の種類が決まるでしょう。自分用の場合にも自分の誕生日を使うのか、会社の創立記念日にするのかといった点で選択肢が変わります。
贈り物にする場合には天然石と人工石のどちらが良いかも相手に合わせて選ばなければならないでしょう。そして、ワンポイントの誕生石を入れるにしても大きさをどうするか、場所をどこにするか、印鑑そのものの素材を何にするかなどと決めなければならない点はたくさんあります。
用途が決まるとデザインもある程度は決まるので、できるだけ詳しく目的や用途を考えてデザインを選ぶのが肝心です。
本体の素材にもこだわろう
印鑑を作る時には本体の素材にこだわるのも大切です。誕生石の埋め込みに対応している印鑑ショップでは様々な種類の素材を使った宝石印鑑を手掛けています。人気が高くてコストパフォーマンスが良いのがチタン製の印鑑で、金属光沢のある表面に美しい色合いの誕生石がワンポイントでつけられているとしっかりとした存在感があるのが魅力です。
黒水牛を使用している印鑑も上等な逸品として人気があり、黒のバックグラウンドに輝かしい誕生石が埋め込まれていると美しさが際立ちます。この他にも様々な素材の印鑑に誕生石を埋め込んでくれるショップがあるので、どのような本体素材にするかをよく考えてから依頼するようにしましょう。
完成したサンプルを店頭で見せてもらって比較検討してみるのも良い方法です。
用途を考えて誕生石を使った最良の印鑑を作ろう
誕生石をあしらった印鑑は様々なお祝いのシーンに活用することができます。誕生石をワンポイントで入れるのが主流なデザインですが、本体の素材にはバリエーションがあるのでよく考えて決めましょう。贈り物としても自分用にも作ることができます。
用途に応じてデザインを決めるのが大切なので、十分に検討して魅力的な印鑑に仕上げましょう。
参考元⇒株式会社いいはんこやどっとこむ - いいはんこやどっとこむhttp://www.e-hankoya.com/